時として思うことの巻き | クーのMY ROOM - ペットストリート

このコは先日保健所に連れてこれた4匹の子猫の1匹です。
野良猫で親子ともども5匹で暮らしてしましたが、誰かの通報により、
捕獲され連れてこられました。
親猫は逃げましたが、子猫はかなり逃げた様子でしたが、結局捕まってしまいました。

そうやって連れてこられる猫が最近多いのだということを仕事を通じて初めて知りました。

｢野良猫が自分の敷地で子猫を生んだ、自分の敷地で死なれたらいやだから
連れて行ってくれ｣

親猫は時間がたてば移動して連れていくものなのに、その話をしても聞く耳を持ってくれない。
悪さをしている訳ではないけれど、うろうろしているだけで通報される。

野良猫を昔のように見かけなくなったと思うのは私だけでしょうか。
野良猫がこの時代に生きていくのは、本当に大変な世の中になりました。

｢近所で苦情が出てこれ以上猫を飼えなくなった｣
避妊手術までしてあるのに、そう言って連れてこられた3匹の猫。
家には6匹の猫がいるそう。
なんのために避妊手術までしたんだろう。

｢保健所でしばらく猫を預かってもらえませんか｣
保健所に猫を連れてくるということは殺処分されるということをわかってない人。

流行にのっかって飼ったはいいけど、飽きてすぐに違うペットを飼ってしまう人。
捨てられるわんこは時代を反映している。
ハスキー犬、クロラブ、そして今は柴犬の時代。
ペットをアクセサリーだと思っている人。

｢安楽死でしょ｣
そう思ってる人。

事実をわかってない人はとても多い。
私もその中の一人でした。

お金を出せば簡単に処分してくれると思っている人。
動物の命を軽く考えている人。

こんなバカ野郎なことを言ったおやじがいました。
｢犬が勝手に子犬を5匹産んだんだけど、処分してくれないだろうか。
えっ、お金がかかるって。
5匹もいるからそんなにかかっちゃ困るな。
じゃ、生ゴミとして捨てるか｣
おやじ、おまえが生ゴミだ！！！！

世の中バカ野郎がとても多い。
愛されている猫ちゃんやわんちゃんもたくさんいるけど、
そうじゃないわんちゃんやねこちゃんがいることも忘れてはいけないと思う。

この子猫ちゃんはしあわせなことに先日こちらで紹介した子猫ちゃんの里親さんが引き取ってくれることになりました。
本当に本当にうれしいです。
後日改めて報告しますが、とても優しい里親さんです。
人に慣れていなく、まだ警戒していますが、しあわせにしあわせに暮らしていくことと思います。
今週末里親さんとご対面です。
しあわせになるんだね、良かったね、子猫ちゃん。

とても重たい内容なので、コメントはしなくてもいいです。
今度はちょいといい話紹介しますから！