ダリオと下駄のお話 | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

小春ですにゃ

何日か前のことですにゃ。

この日は久しぶりに晴れて、皆嬉しくて朝早くから待っていましたにゃ



あ、鬼ババが来ましたにゃ







久しぶりに雨を気にせず食べられて

あたしたちは嬉しかったのですにゃ

ダリオは相変わらずの食欲でベロが出ていますにゃ







そこへ、鬼ババMがやってきましたにゃ

Mは、良くあたしたちのお手入れをしてくれますにゃ



この日は、前の晩まで雨が降っていたので

あたしたちが濡れているのではないかと心配して

タオルを持ってきて拭いてくれましたにゃ



ダリオは気持ちよさそうに拭いてもらっていましたにゃ

ロン毛の子は汚れやすいですからにゃ。







目を細めて満足そうなダリオですにゃ








そこへ背の高い男がやってきましたにゃ

良く見たら、あたしたちも良く知っている音楽家のジュテイムさんですにゃ



ジュテイムさんは、公園猫たちは皆知っていて

時々お世話になっていますにゃ。



あれ、何だか変な下駄をはいておりますにゃ、良く見てくださいにゃ

やたら背が高くて、下駄は一本足で安定が悪いですにゃ



この下駄で歩いていると、注目を浴びるので、得意そうですにゃ

ジュテイムさんはやさしいけど、変な下駄ですにゃ







ダリオは遠巻きに見ておりましたにゃ。

ダリオは、案外臆病で、鬼ババ達以外の人が来ると、

すぐに隠れてしまいますにゃ。

公園キングなのに、怖がりですにゃ



ダリオ

　　　　　ジュテイムさんは怖くないけど、

　　　　　あの変な下駄が怖いにゃ〜




良く言えば慎重、悪く言えば臆病のダリオ、

愛すべき公園キングですにゃ、にゃにゃっ