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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
今から5年前、2010年11月末の土曜日 猫崎公園で相棒に出会いました 以前からこの公園には猫がたくさんいることは知っていました。 誰がどんな風にお世話をしているのか気になっていたのです。 公園の一角で猫のお世話をしていた背の高い女性を見つけ、 もしかしてあの人?ちょっと聞いてみようかな・・・と思って話しかけたのです。 初対面のその日、私たちは公園で長い間話しました。 そして、彼女が地域猫活動をしていること、 今手がけている子猫のたくさんいる現場があること 最近子猫を産んだ黒猫と子猫をこの公園で世話していること、 などを話してくれました。 そして数日後お誘いがありました。 「伊東屋クリーニングの裏の路地に猫がいっぱいいるんです。 一緒に見に行きませんか。」 伊東屋クリーニングの裏?行くっきゃないでしょ! 一緒に行って見ると、そこにはたくさんの猫が暮らしていました。 その中にこんなサビ猫がいました。 私の目はこの子に釘付けになりました 隣はお兄ちゃんのパル。 こんな子がいたのか、これはまずい その年の2月に小豆を見送り、又サビ猫がほしいとは思ったけれど 小豆の代わりはいないのだし、もう増やすのはやめよう、 と決めたばかりだったのに、 その決心が揺らぎそうでした だから、もうこの場所に見に来るのはやめよう、と決めました。 ところが数日後・・・相棒はやってきました。 「あのサビ猫を里子に出そうと思うのです。 あの子はきっと家猫になって幸せになれると思います。 里親がみつかるまで、預かっていただけませんか」 思いがけない申し出に私は飛び上がりそうになりました。 あの子を預かる あの子と暮らせる その場ですぐに「もちろんです 喜んでお引き受けします」と叫びたいのをおさえ 冷静を装って 「わかりました、主人とも相談して前向きに考えてみます。」と答えました。 そして翌日、すぐに「お引き受けします」と伝えました。 12月1日、現場で相棒と待ち合わせ、サビーを連れて動物病院へ 簡単なチェックとワクチンをしてもらう予定でしたが、 その時サビーは風邪をひいていたのでワクチンは延期、 とりあえず薬をのみながら様子を見ようと言うことになりました。 こうしてサビーはサビ猫館にやってきました びっくりしたのは小梅とちゃーやでした。 「そんなの聞いてな〜い」 サビーは環境の激変にもすぐに慣れて、 毎日楽しく過ごしていました。 小梅は割合とすぐに慣れて、サビーに遊ぼうよ〜と言われると しょうがないわね〜と言いながらも 結構一緒に楽しんでいたようでした。 毎晩気が付くと二人は目にも止まらぬ速さで走り回っていました。 ところがちゃーやはサビーを拒否し続けました 笑顔は消え、自分の居場所がなくなるのではないかと不安な日々だったと思います。 サビーも段々と、この茶色いお姉ちゃんは遊んでくれないんだ、と 理解したようでした。 この時、私はちゃーやがいる限り、他の猫は絶対に連れてくるのはやめよう、と 決めました。 サビーがいた40日間はとっても楽しく忘れがたい日々となりました。 仔猫が初めての私にはすべてが新鮮でした。 このすさまじいエネルギーは一体どこから来るのか 仔猫用のフードには何か特別な物が入っているのか そんなことを思ったものでした。 私のお気に入りの一枚 静かにストーブ前に座る小梅とちゃーや そんなことはおかまいなく一人盛り上がるサビー かわいすぎて、お別れはちょっとさびしかった・・・ あれから5年がたち、サビーは5歳半になりました。 サビー近影 当時1.6キロと小さかったサビーは、 今では小梅もちゃーやも超えて4キロになりました 心配されていた健康状態も良好、 家族みんなに愛され、茶色いお兄ちゃんとも仲良くして 幸せに暮らしています そして、サビーが生まれ育ったあの伊東屋クリーニングの裏路地の現場は、 これ以上増えないように手術が行きわたり、 猫たちは地域猫として幸せに暮らしています。 その中の何匹かは、家猫になりました。 地域猫にかかわる人々をつなぐ役目を担う相棒は 今日も忙しく走り回っています。 そしてこの時の私の発見は・・・ サビーはとってもかわいかったし、今でも大好きだけど やっぱり長い事一緒に暮らしてきた小梅とちゃーやほど 大切な猫はいない、と思ったことでした。
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