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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
長かった小春事件のお話におつきあいいただき、ありがとうございました。 今日で最終章になります。 トミ黒とふたり、仲良くご飯を食べる小春 療法食のみになった腎サポ友の会会員のトミ黒と、 療法食など食べたことのない小春のご飯をこれからどうしよう・・・ と頭を痛めていた相棒でしたが 結局・・・・・ こうなりました 4月8日、小春は猫崎公園に戻りました。 小春が家猫になるのかと楽しみにしてくださったみなさま、ごめんなさい<m(__)m> 小春はちょっときれいになって、(美人という意味ではなく、清潔と言う意味) 知らん顔でいつもの公園猫になりました。 まるで何事もなかったかのように にゃにゃっと楽しそうに歩く小春は幸せそうでした。 かと言って、相棒家にいた時の小春も、まるで家猫のようで幸せそうでした。 甘えん坊で、ホットカーペットにはりついていたのに、 今では外で堂々と一人で暮らしています。 小春はしっかりしすぎている反面、どこか抜けていて頼りない一面もあり そんなことも私たちはよくわかりました。 結構頑固な小春。 小萩 小春ちゃん、どこへ行ってたの 心配したじゃないの もうどこにも行ったらいやよ 小春 わ、わかってますにゃ あんなに快適な暮らしがあることを体験しても、雨や寒さ、その他の危険のある 公園がどうしてもいい、と帰っていった小春。 「あたしはまだまだ公園で生きていかれますにゃ」と 小春は思っていたのかもしれません。 あ〜私が猫だったら、絶対に相棒家の猫になるのに こんなにラッキーな話はまたとないのに 何でわざわざ苦労の多い生活を選ぶのだろう 猫のきもちはまだまだわからない ダリオ 小春ちや〜ん、帰ってきたんだね もう小春ちやんのことが心配で ご飯も喉を通らなかったにゃ〜〜〜 小春 その割にはダリオさん痩せていないですにゃ 一体あの二週間はなんだったの?と相棒は言います。 でもそれがあったからこそ、小春はすっかり体調がよくなり、 少し太って食欲も旺盛。 あの時の通院がなかったら、相棒家での静養期間がなかったら、 一時は命の危険にまでさらされたのだから、 今頃はどうなっていたかわからないのです。 結局一番大変だったのは相棒ですが、 皆で心配し、出来るだけのことをして小春の無事を祈った日々は 今となっては貴重な思い出です。 リョーホーショクはおいしくないですにゃ。あたしは公園のご飯の方が好きですにゃ。 先生は、「野良猫に血液検査は要らない」というお考えでしたが、 私たちは敢えてお願いしました。その時はまだ家猫の可能性があったし、 そうでなくても今後のために非常に参考になるからです。 一年半前の検査では、ひとつも問題はありませんでした。 今回は腎臓の一項目がわずかにオーバーという状態でしたが 他には特に問題は見つかりませんでした。 ある人の証言で、小春は今年12歳とわかりました。 外暮らしの12歳でこの検査結果は素晴らしいとしか言いようがありません これは今後のために大きな安心材料となります。 小春が公園に戻った後、トミ黒は小春を探していたそうです。 「どこ行ったのかなあの子。又隣のベランダじゃないよね あの子うるさいけど、いないとさびしいね。」 猫が大好きなトミ黒はきっと小春と一緒に暮らすのを 楽しみにしていたのでしょう。 ごめんね、でも二度あることは三度ある、と言うから 又来るかもしれないよ その時はよろしくね。 トミ黒も色々ありがとう。 一匹の小さな猫をめぐって色々な人が心をいためたり喜んだり、 そんな仲間がいることもあらためてよくわかった二週間でした。 小春があの日怪我をしなければ、何事もない平和な日々が続いたわけですが、 私たちの猫崎公園活動の歴史の一ページに、又ひとつ忘れられない出来事が 増えた 2016・3月の小春事件でした。 完
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