早出にもかかわらず定時で帰れるわけもなく、
迎えに行く頃には、ニャ王の小さい目がほぼ閉じられていた。
夕飯を済ませようやくのんびりゴロ寝の時間。
特にサッカー好きではないが、やはりチャンネルを合わせてしまうのである。
毎回ニャ王の戦略は、意外にも勝てそうな采配である。
後半29分頃から観たのだが、サッカーがわからない私でも、
「勢いないよね。勝つつもりないよね。既に顔が終わってるやん。」
そう感じてしまったのである。
ニャ王監督の指揮。
特にサッカー好きでない私の意見。
全国のサポーターは、
「何やってんだー!!!」
もっと熱くなっているはずである。
気持ちで負けている。
代表になったことで満足している?!
そう思わずにはいられないのである。
「うちの子を見てみろ!何十倍もある体格の相手にも、果敢に戦いを挑んでる!」
夏に向かっているというのに、既に私の腕は、
『抱き込み猫キック』で傷まみれである。
ヒリヒリ・・・
ピリピリ・・・チクチク・・・
汗ばむ季節を感じずにはいられないのである。
実力の差が問題なのではない。
気持ちの問題だ!
そう思う
『韓国 対 日本』戦
モヤモヤ感の残る試合だったと思うのである。