通り道 | にゃーちゃんのMY ROOM - ペットストリート

ペットストリート

ようこそ!ペットストリートへ

ドッグストリート ワンコの墓地 キャットアベニュー ニャンコの墓地 みんなのMY ROOM おしえて掲示板 PETSTライブラリー ショッピング MY ROOM編集

ホーム   >   キャットアベニュー   >   にゃーちゃんちゃんのMY ROOM

かわいいワンちゃん・ニャンちゃんたちの写真・プロフィールや飼い主さんのブログも楽しめちゃう!犬・猫大好きな人たちのブログコミュニティ

にゃーちゃんちゃんのMY ROOM

お気に入りに登録メッセージを送る友達に紹介する 他のニャンコのMY ROOMへ
ブログ記事一覧
ブログカレンダー

<BACK 2010年01月 NEXT>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

戸籍
  • ■猫種: ミックス猫
  • ■誕生日: 1992年05月22日
  • ■生まれた国: 日本
  • ■性別: 男の子
  • ■ニックネーム: にゃーちゃん
  • ■好きなこと: 甘やかされる事
  • ■キライなこと: 子供、うるさい所
  • ■体重: 4.5〜5.0kg
  • ■毛の特徴: 白地にトラのブチ、長毛種が混ざっているため少し長め
  • ■好きな食べ物: シイラのお刺身
  • ■好きなおやつ: 飴を絡める前の田作り
  • ■マイブーム: 本箱の中で寝る
  • ■自慢の芸・得意なこと: 「ごろん」と言うと寝転ぶ、人の頼みは必ずと聞いてくれる
  • ■人見知り度: 子供とうるさい人、アブナイ人が嫌い。
  • ■猫見知り度: かなり高い
  • ■飼っている場所: 室内
  • ■飼い始めた状況: 捨て犬・猫を拾ったなど
  • ■我が家へ来た経緯: 波止場に捨てられていた捨て猫。まだ目も開いてない子猫だったので、多分その時生後2週間以内だったと思う。
  • ■生い立ちについて: 2匹で捨てられていたが、もう一匹はすでに、息が無くまだかすかに息をしてるほうを拾ってきた。ミルクを飲む力も無く、砂糖水を数滴鼻につけてなめさせて、翌朝には死んでるかも、と思ってたら復活して朝から腹減ったと「ミギャーミギャー」と大騒ぎ。慌てて子猫用ミルクを買いに行く。2日後くらいにやっと目が開いたと思ったら目に病気があって、今度は慌てて動物病院。もともと持ってた病気らしく2ヶ月くらい病院通い。この後も半年までは病気三昧で動物病院に通いつめる。以後は全く健康。
  • ■身体の状態: 健常猫

にゃーちゃんの家族

リンク
かにかに家
山陰の冬の味覚、といえばやはり松葉かに!! 冬になると必ず一度はココのカニを買います(^・^)安くて結構大きいのがお薦め!!
天光堂オンラインショップ
友人のお宅のお菓子屋さんです。 お勧めがたくさんあるので、まずはのぞいて見てください。 ちなみにオンラインショップの店長が私の友人。




にゃーちゃんの武勇伝

RSS

拾ってきた瀕死の仔猫。我が家のアイドルになるはずが、気が付けば我が家の大黒柱。
それもそのはず・・・・実はにゃーちゃんの正体は・・・!!

通り道

登録カテゴリ: 投稿日時:2010年01月15日 13時28分

トラの病院に行く時、いつも白いレンガ造りの洋館風の建物の前を通る。
とても綺麗でなんの店かと思う。
門のプレートを見なければ、それが保健所と気付く人は少ないだろう。


今日はたまたま信号の加減で、門の前で止まった。
美しい外観を眺めていたら、ふとこの保健所はわりと譲渡会が多いことを思い出した。



非常にお恥ずかしいのだが、島根県の保健所の犬猫殺処分数はずいぶん昔からワースト3に入っている。
平成十三年はワースト1だった。

それでも近年はかなり数が減ったというが、ワースト3からは抜け出していない。
県内唯一の民間の保護団体も、2、3年前にやっと出来たばかりだ。




私が小さい頃は、私達が犬猫を拾って来ると、父がまたどこか別の所に捨てに行くか保健所に持って行くかだった。


私の実家がある通りは、当時ものすごく子供が多かった。
そりゃそうだ、どこも同じくらいの年の子供で3〜4人兄弟だった。


大通りから少し入っていることもあり、この辺は子供がいっぱいいるから誰か拾ってくれるだろう、としょっちゅう子猫を捨てに来るばあさんがいた。

私が中学生の頃、真っ昼間にこのばあさんが来て、遊んでいた私達に「誰か拾ってくれるでしょ」と言って目の前で捨てた。
たまたま近くにいた近所の散髪屋のオバチャンが「アンタ!そんなとこに猫捨てたら罰金だよ!」とばあさんに声をかけた。

ばあさんは「でもこの子達が拾ってくれるから」と言った。
「いいや、いつも○○さん(うちの父)が保健所に持って行ってくれてるの!野良猫が増えて困るから止めて」
ばあさんは「まー…」と言うと別の場所に捨てに行った。


そう、この辺の野良猫、野良犬、捨て犬、捨て猫は大概父が捕獲して保健所に持って行っていることは小さい頃から知っていた。

でも、この時散髪屋のオバチャンに聞いて初めて知ったことがあった。

あのばあさんを含め、うちの地域を子猫、子犬の捨て場に選ぶ人はとても多く、一年中何かが捨てられていた。
そんなに里親は見つからないし、別の場所に捨てに行くわけにもいかず、後は保健所だが、保健所と言えばイコール殺処分場。

引き渡した時の犬猫の悲痛な様子と、こちらも罪悪感で、進んで持って行きたくない。
でも、このままにして野良が増えれば子供が危ない。

堂々巡りの議論をしていた親たち。
が、うちの父が「俺が持って行く」と手をあげたのだという。


何ヵ月かしてまたあのばあさんが猫を捨てに来た。
私が「あ、猫!」と言うと、そこにいた父が「こら!そんな所に捨てるな!」と怒鳴った。

ばあさんは散髪屋のオバチャンの言葉を覚えていて、父にこう言った。
「あなたはこんな可愛い子猫をよく保健所に持って行けますね」
父の答えは「じゃああんたが自分で自分の家の庭に穴掘って埋めろ!」だった。


どっちがより残酷なことを言っているのか、子供でも分かった。

ばあさんはそれ以後捨て場所を変えたようだった。






にゃーちゃんが来て、父の保健所行きが減った。

にゃーちゃんがしゃーしゃーやって追い払ってしまうからだったが………(^_^;)

にゃーちゃんが高齢猫の仲間入りをした頃、向かいの家のおっちゃんが、保健所に連れて行く役を代わりますと名乗り出られ、代わったようだった。

おっちゃんは、何べん行っても慣れないね、嫌だね、と言っていた。


昔と比べると捨てられる犬猫の数は、年に0〜5匹と格段に減っているのだが。


そういえば父には保健所の感想を聞いたことがない。
でも、聞かないであげようとも思う。


保健所にヘラヘラと犬猫を捨てに来る人がいるというが、それは一体どんな人達なんだろう。

きっとあのばあさんみたいな人に違いない。


実家の周りの家は借家のお宅を除いて、どこも昔から犬か猫、あるいは両方がいた。
その理由もその時気付いた。

ひとつ言い加えておくと、捨て犬、猫の全てが保健所に行ったわけではない。
近所の人達が、もちろん可能なら自宅に連れ帰ったが、普段から犬猫を欲しがっている人の情報を集めていたから、たまにだったが運よく貰われて行く子がいた。

父も何軒かのお得意先に何匹か子猫を届けていたのを覚えている。
何ヵ月後かに子猫の様子を見に行ったこともあった。
縁側でおばあさんと一緒に日向ぼっこしてた子が印象深い。


また、里親が見つかったのがあまりに嬉しくて、実家から届いたばかりの新米を何升か付けて子犬を届けた近所のオバチャンもいた。
近所中で、米まで付けてやらんでも…と笑ったことがあった。


最近は地域猫なんてのがあって、そうすれば?と思うかもしれない。
だが「地域猫」はまだこの土地にはなじまない。
無理したって続かない。


近年、脱ワースト3を目指して当の保健所が動き始めた。
正直驚いた。

コメント(9) | 

<前の記事 次の記事>

>>ブログ利用規約


このページのトップへ

Copyright(C)2011 MyStars inc. All Rights Reserved