まだにゃーちゃんがお散歩に出ていた頃の話。
その日は小雨。
出れなくはないが、濡れたくないにゃーちゃんは行かないだろうと思っていたのに「絶対散歩行く」と言うお猫様。
しゃーない、どうせちょっと濡れたらすぐ帰ると言うだろう、と私は傘を持たずにお付き合い。
が、相手はにゃーちゃんだった。
道端の家や小屋の軒下を渡り歩き、ほとんど濡れない。
片や私は入りにくい軒下が多いため、屋根からの雨垂れや、なめていた小雨で結構な濡れ鼠になってきた…(-_-;)
一番入りにくい小屋の軒下で座ってしまったにゃーちゃんに、「すみません、私が濡れるので、そろそろご帰宅いただきたいのですが…」と言ってみたところ、なんでお前は軒下に入らないのか?と睨まれる始末。
いや、アンタは猫だからそこ入れるけど、アタシは無理……(^_^;)
しばし後、いつものように鼻でため息ついて帰路についていただきました。
もちろん家に着いてからお小言を頂戴いたしましたのは、言うまでもございません(-_-;)
昨日までの雨で、軒下から出られず、離れの周りをぐるぐるうろうろしていたトラ子を見て、「にゃーちゃんの血か?」とちょっとおかしくなりました。(^.^)