猫のお客様　前編 | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

昨日のブログに書いた通り、5月31日日曜日、猫のお客様がありました。

この方、トミ黒、相棒の愛猫です

もともとは猫崎公園のキングでしたが、2012年秋、目を患い、

公園キングの座をダリオに譲って相棒家のプリンスとなったのでした。



実はこの日、相棒家はお引っ越しだったので

一日だけ（朝から夜まで）トミ黒に来てもらいました。



トミ黒が来たら一体どうなるのか、相棒にも私にも想像がつきませんでした

しかし、トミ黒は今年13歳、穏やかな子だし、シニアばかりで

激しいバトルになるような恐れはないだろうと思われました。



トミ黒は猫が大好き、小梅はイケメンが大好き、

ふたりは案外うまく行ったりして・・・などと甘い妄想を抱いておりました。







しかし、穏やかで、「デキた猫」の評判高いトミ黒も

朝からいきなりキャリーに詰め込まれ、全く知らない家に連れてこられ、

知らない場所、知らない人達（本当は知っているが）、

そして知らない猫、この１２０％アウェイな雰囲気にパニック



しかも、小梅は思ったより強気でシャ〜シャ〜と威嚇しまくり、

トミ黒はすっかりおびえてしまいました

トミ黒は決してシャ〜とは言いませんでした。

ごめんね、トミ黒








怖かったらすぐに飛び込めるように、とハウスもお借りしましたが・・・



小梅

　　　　　何よ、何よ、このゴージャスなハウス

　　　　　さすがプリンスだわ、うちのハウスは古くてぼろいのに

　　　　　ちょっとチェックさせてもらうわよ




おやおや、持ち物検査まであるようですよ







ひぇ〜〜〜と騒ぐと思われたちゃーやは案外知らん顔



ちゃーや

　　　　　一体誰なのあの子

　　　　　あたしたちには関係ないわよね

　　　　　うちの子じゃないもんね。



以前だったら、間違いなくひぇ〜〜とやっただろうに、

何か年とって色々な事に無関心になったのかしら







小梅

　　　　　だからちゃーやは甘いって言うのよ

　　　　　今まで猫が増えた時は、いつもこうやってママがこそこそ

　　　　　キャリーごと猫を連れてきたのよ


　　　　　もう猫は増やさない、ってママは宣言したのに

　　　　　なんなのよ、あたしは大反対よ




大丈夫ですよ、トミ黒は絶対うちの子にはなりません。

頼んだってもらえませんよ







トミ黒は、居場所が見つからず、どうしたらよいのかわからず

一時間ほど鳴き続け、あちこち家の中を点検

どこか隠れる場所はないかと物色中。



トミ黒

　　　　　階段は楽しいですねぇ、うちにも階段があったらいいのに


（実際にはそんな余裕はなかったけれど階段は楽しかった様子）



気晴らしに何か食べないかとカリカリをすすめても

それどころではないらしく一口も食べず、

落ち着かない様子のトミ黒



仕方がありません、トミ黒には事情がわからないのだから。

早くママの声を聞いて安心してもらいたい、と

願いつづけたのでした。



明日に続きます。