福ちゃん | 菜々のMY ROOM - ペットストリート

夕方の４時に　前のへ転院してきました。

エリザベスも取れて、すっきりした、福ちゃんです。


移動の車の中では　ずっと抱いていてあげました。

その軽さも　切なかったです。

ゴロゴロ言って、大人しく私の膝の上で、窓の景色を目で追っていました。

特に、自転車に反応するので、もしかしたら自転車にはねられたのだろうか

と、話しながら帰りました。





最寄りの獣医さんで、診察されているところです。




神妙な顔つき。大きく見えますがまだ１．４キロです。

まだこんなに幼いのに、ジッと自分の試練に耐えている・・・

一度も、シャーッと威嚇したことはありません。

にゃ〜っという声も聞いたことがありません。

そして、人を信頼してくれています。

何としても、自分ではどうしようもないことを、

福ちゃんは、よーく分かっているように見えます。

すべて運命を任せ、悟っている姿が健気で見ていて辛いです。

あまりに良い子すぎて、より辛いです。





お耳を後ろにしていますから、怖いのです。

今日、救急病院へ迎えに行ったときも、小刻みに震えていました。

車の中で抱いて、少しでも安心してこれからも人を信じて貰いたいと

祈りました。





こちらの先生も「良くここまで、回復したね、君はすごい幸運な子だね」

とおっしゃっていました。

今日で、ちょうど２週間です。

骨盤も骨折していますが、こちらは自然治癒を待ちます。

腿には、手術の時に金属の添え木がされていて、レントゲンには

はっきり映っています。２ヶ月ほどしたら、今度はそれを抜く手術をします。

まだまだ、試練は残っています。





骨盤がずれているからでしょうか、こちらは正常な方の足ですが

足の向きがちょっと変ですね。

少し、落ち着いて、福ちゃんにとっては

何が起こったのか、不安で恐怖の移動日は終わろうとしています。

福ちゃん眠くなってきたようです。

この先、しばらくは前の病院で入院生活を送ります。

また環境が変わって可哀想だけど、スタッフのお姉さん達もすごく優しいから

安心です。


この子から、この怯えの表情が消えて

子供っぽく我が儘な態度で　元気にじゃれてくれる日が　

一日も早く訪れることを願っています。