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菜々
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BIGマザー菜々とｱﾒｼｮｰの血を分けた６にゃんず。 気の優しい「ハチ♂」九死に一生を得た「福♀」２匹のジャパにゃんず ６＋２の個性的なにゃんずが織りなす「てんやわんや」のドタバタ日記。
ポカポカお昼寝、菜々でぇ〜す。 眠いけど・・・では続きのお話しにゃ〜 ジュニ・チッチ・クロの三兄弟を妊娠中に、お母さんはご主人を亡くしました。 急な事故だったので、お母さんのショックは大変だったのです。 いつもノー天気なお母さんですが、その時はまるで人が違ったみたいに落ち込んだ日々を送っていました。私もどうしたらお母さんを元気づけてあがられるかと、一生懸命に考えたのですが、でもいよいよ陣痛が来てしまいました。そして３匹の猫を生みました。 こんな事になるとは思ってもみなかったので、お母さんはすでに貰い手さんも見つけてくれていたのです。 私の赤ちゃんが徐々に成長して無邪気に戯れる様子を見て、お母さんを始めお姉さん、お兄さんも次第に笑顔を取り戻してきました。三匹の子供達が悲しんでいるお母さんの気持ちを和らげていってくれたので、すごく嬉しかったです。 やんちゃ三匹の子持ちとなった私は毎日がとても忙しかったです。しばらくするとお姉さんもお兄さんも「あげるのは嫌だ」「今からキャンセルできないの」と言い出しました。 お母さんもすでにあげる気はなくなっていたみたいで、すぐにお友達に「三匹を離せなくなった」と伝えると、お友達もよく分かってくれて、養子に行く話はご破算になったのです。 さぁ元々その頃、スミ・サクラ・ぴーちゃん（スミの娘）・ハチと私、菜々の五匹の先住猫が居る上に三匹増えたのですもの、一気に家族は八匹になりました。でもお母さんは、猫に囲まれてムツゴロウ先生みたいな生活に憧れていたし、猫に囲まれることが何より悲しみを忘れることにもなると言ってくれました。 ジュニ・チッチが女の子、クロが男の子ですから、三匹が六ヶ月になった頃、獣医さんのところへ連れて行かれました。すると先生は「猫の身体のことを考えたら、８ヶ月くらいまで待った方がいいですよ、まだ能力はないと思いますから」とおっしゃいました。能力ってなんのこと？私にはそのお話がよく分からなかったけど、とにかくお母さんはその日は３匹を連れて帰ってきました。 いよいよ８ヶ月になったので先生とのお約束通り、まずは女の子２匹が先に病院へいきました。そうしたらジュニとチッチの様子が少し違うのです。ジュニのおっぱいの方がチッチより巨乳なんですね。レントゲンで調べるとまさにジュニは産み月だったの。まぁませた子達でお恥ずかしいったら。でも幼かったのでお腹には１匹しか入っていませんが、そうか、能力ね、息子のクロは思春期というものが早かったみたいでした。私が性教育をおこったったのかも知れません。でも初孫でございます。お母さんはその子も大切に我が家の一員に加えてくれました。「もうこうなったら８匹も９匹も一緒でしょう」と周りのみんなから言われ「そうねぇ・・・」と受け入れてしまったのでした。 そしてそれがキューちゃん。お母さんは健常かとすごく心配していました。ところがお母さんの心配をよそにこのキューちゃん、はんなりと女の子らしくポワ〜ンとして実に癒し系で性格の良い子なんです。その上バリバリに健康！スイッチが入るとはんなりが突然母親のヤンキーっぽい血が滾るようです。とにかく元気の塊です。 今でもクロパパが大好きでベタベタのファザコン。とっても仲良しの父娘関係。「パパ大ちゅき！」と抱きしめて舐め合う様は今でもお母さんを癒してくれているんだそうです。 パパに抱かれてとろけそうなキューちゃん
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