昨日から、やけに甘えん坊の抹茶なのである。
何をするにも、
「マァ〜。」
呼んではくれるが、手は届かない。
飛びかかれる、丁度良い『間合い』をとっているのである。
ちなみに我が家では、『父ちゃん』『母ちゃん』なので、抹茶が呼ぶにも『ママ』ではないはずなのである。
『お買い物袋』を持ってきては投げて〜を繰り返し、
が、3回が限度なのか、
「持ってきて〜。」と言っている私と(おそらく)同じ顔で、私を見るのである。
それでも、あまりにも甘えてくるので、つい遊び心が。
うつむき、下にたれる髪を揺らしてみたのである。
案の定、目をくりくりにし、私の顔をのぞき込んだのであるが、
その瞬間、
頭皮マッサージにしては、刺激が強すぎる、
「軽〜く爪が、刺さってますけどぉ。」
抹茶にとって、私は『格好の獲物』だということを、甘い鳴き声で、すっかり忘れていたのである。
“甘い言葉(鳴き声)には、裏がある”
何事も、
見極めが肝心!!
なのである。