毎日の日課。『目覚ましテレビ』を見ていたのである。
ニャ王は洗面所で準備をし、抹茶は風呂場で、水の音を楽しんでいたのである。
ニ:「ん?」
ニャ王が私の異変に気付き、顔を出したのだが、
よ:「柳ヶ浦高校、11ー0で5回コールド勝ちって。」
涙が出ていたのである。言い訳をする必要もないのだが、
よ:「人生で、涙の量が決まってるんやったら、私は今からやもん。」
私は、泣かない、感情や本心は表に出さない人生を、送ってきていたのである。
ニ:「よめちゃんは、優しい子よ。」慰めにかぶせるように、
ま:「みぃやぁ〜。」
よ:「ちが〜う。ってよ。」良いタイミングで、私の顔を見上げながらの登場である。
喜怒哀楽を教えてくれた、ニャ王に感謝。
喜,楽をくれる抹茶に、今日も、
「ありがとね。」なのである。
わかっていても『死』は、なかなか認められない。ましてや、突然だとなおさらである。
故人が伝えたかったことに、少しでも気付けたら・・・今も私は、模索している。
あえてお悔やみの言葉は載せません。
柳ヶ浦高校には最後まで、チーム一丸となって、勝ち進んで欲しいと思います。