ママンへの『チュニック』を、どうにかこうにか仕上げ、上手でもないのに調子にのった私は、
「長袖のシャツ作る!」と、ニャ王に宣言。
「寒い間に着られたらいいな〜。」
心が熱い間に、勢いにのらなければならないのである。
“かあちゃん必死の時、遊んでもつまらんし・・・寝よう・・・”
抹茶とうまくいっている理由は、私と何をするにも『タイミング』が同じだという事と、
何よりも、抹茶が『空気をよめる!』というところにあるのである。
トレーシングペーパーに型をとる。
“よっこらせ”
正座している抹茶。
良い重石なのである。
「ありがとね〜♪」
“カサッ!カサカサッ!シャリッ!カサカサッ!”
ふと見ると、半透明のビニール袋を被った抹茶が、
嬉しそうに向かって来るのである。
「何が見える??」
珍しく、私の膝に手を乗せ、私の顔を
“ジ〜ッ”目はクリンクリンなのである。
「楽しそうね〜♪」
しばらく、『まちゃトーザー』は、低姿勢のまま、走り続けたのである。
午前5時。
ケンに向かっていく『まちゃトーザー』
まだ、飽きていないのである。
『抹茶戦士』
何を開拓しようというのか!?
そこは、『同じ感覚』ではない!よって予測不可能である。
現在充電中?!
走り出したら止まらない!?
抹茶の一日が、
幕を開けようとしているのである。