(↑:抹茶到着当日。足はニャ王)
これは『黒ちゃん葬儀』の帰り道の事である。
ニ:「ちっちゃい頃から、何でも家に連れて帰っては、(裏山)埋めてたな・・・これまでの猫達は、どうしてるやろか・・・黒ちゃんのことは、みーこにゃんらに頼みながら(車)走りよった・・・」
よ:「みーこにゃんは、ニャ王のそばにおるよ。」
ある夜ニャ王の足元に、何か走ったような気がした事があったのである。
(気のせいだろうが)
ニ:「そうな・・・夢にも出てこんもんな・・・」
よ:「いつかみんな、うちに来てくれたらいいな・・・」
これは私の、ほのかな夢である。
ニ:「あ゛・・・」
よ:「ん?」
ニ:「そういうことか・・・」
よ:「どした?」
ニ:「抹茶がやたらと、俺の靴とか足に興味示すやん。と思って・・・」
よ:「そうね。着た日にニャ王の足に、ピトッ!ってくっ付いてやったもんな。」
ニ:「普通猫ちゃんて、死を認識したら姿消すんよ。山でも何匹も姿消して、俺、納得できるまで探したもん。でも一匹だけ、縁の下で俺の靴抱いて死んでた子がいてな・・・切なかった事、思い出した・・・」
よ:「そっか・・・」
ニ:「そういうことか・・・もし生まれ変わって来てくれてたとしたら・・・なんか、繋がったような気がする。」
黒ちゃんの姿を思いながら、
この子は幸せだったのだろうか・・・
それでも小さい体で、人生を精一杯まっとうしたんだろうな・・・
そう思いたかったのである。
このご時世、何でも便利に物が調達でき、人の気持ちも『インスタント』のように感じる事があるが、
その考えを修正してくれる『小さい体の大きな力』に反省し、考えさせられる夜道なのであった。
昨日の内容に、
みなさんからの『おめでとう』に、
ニ:「嬉しいね〜♪これも抹茶が繋いでくれた『縁』なんよね。こうやって、一緒に喜んでもらえるなんて・・・」
そう言って、ウルウルしていました。
みなさん、本当にありがとうございます!!
みなさんと出逢えた事に感謝!!
私たち夫婦は、とても幸せ者だと思いました。
これからも、こんな『わが家』ですが、末永くよろしくお願いします。