治療を止めた日から、ヤマトに対する接し方が変わりました。
『ヤマト、頑張るんだよ。』から、『ヤマト、いい子だね。』『いい子だね。もう頑張らなくていいよ。』そんな感じになっていたような気がします。
治療を止めて、四日間は朝いつもの様にヤマトに声を掛け仕事に行きました。
仕事が終わり、急いで家に帰り『ヤマトは?』『大丈夫。』そんな四日間でした。
五日目の夜、急いで家に帰り、母の顔を見て全てを理解しました。
『ヤマト昼間、目を落としたよ…。』
部屋には、息をしなくなったヤマトがいつも使っていた布団に包まれ、いつも使っていた枕をしてそこにいました。
まるで眠っている様でした。
そっと頭を撫でた時、ヤマト死んじゃたんだ…と実感しました。亡くなったのが昼間だった為に、ヤマトの身体は冷たくなっていました。悲しかった…。
大好きだった猫じゃらしと、最後食べれなかったカリカリを沢山持ってヤマトは旅立ちました。
病気がわかって約二ヵ月間、ヤマトは私に覚悟の時間をくれたんだと思います。
悲しかったけど、よく頑張ったね。えらかったね。もう苦しく無いね。そんな思いでした。
一緒に寝てくれてありがとうね。
遊んでくれてありがとうね。
出会ってくれてありがとうね。
一生懸命生きてくれたヤマトに本当に感謝します。
たった一年間だったけど、凄く楽しかったな。
いつかまた会えるから。また遊ぼうね。
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今日でこの日記を終わりにします。
千趣会のサイトでこのblogを知り、ヤマトの事書きたいと思い始めました。自分の思い出として文章に残せました。
しかも、沢山の方に読んで頂いて、励まして頂いて本当に嬉しかったです。
誤字、乱文ですみませんでした。
闘病日記にしないつもりが最後おもいっきり闘病日記になってしまいました。
最後に。
ちょっとした事をするかしないかで、救える命と救えない命があると言う事を学びました。
皆さんの大切な家族が幸せに暮らせる様に祈っています。
ありがとうございました。